社会活性化トレーダー、ぴんころ研究所のかずきです。
2023年7月5日現在、日経平均はバブル崩壊後33年ぶりの高値水準にあります。
NASDAQやS&P500も高水準にあり、今は株式投資をしている大多数の人が儲かっているのではないでしょうか。
メディアやSNSでも、景気の良い話を聞くことが多くなりました。
しかし、この大相場が去ったあとでも、今と変わらないくらいの成績を残せるのか。
なんとなく雰囲気でトレードしたり、評論家の意見を鵜呑みしているようだと、先の展望は暗いと言わざるを得ません。
どうしたら安定した成績を残し続けることができるのか。
それを実現するためのキーワードは「再現性」です。
トレード成績安定化のための6つのポイント
1 トレード戦略を明確にする
確たる戦略を持たずにトレードすると、失敗する可能性が高くなります。
トレード戦略を立てる際は、以下の点を考慮しましょう。
- どのような銘柄に投資するか
- どのようなタイミングでエントリーするか
- 損切り・利食いのルールをどのように設定するか
2 ルールに従ってトレードする
せっかくトレード戦略を立てても、それを守ってトレードしなければ意味がありません。
ルールに従うことで、感情に左右されない冷静なトレードができるようになります。
ルールに従うからこそ、トレード成績を客観的に評価できるようにもなります。
しかし、このルールに従ってトレードするということは非常に難しいです。
私自身も、何度も自分で決めたルールを破って、その度に手痛い失敗を繰り返しました。
ルール上は売ったほうがいいけど、もう少し待てば上がるはずだ、とか。
今は状況が違うから、ルールは無視しよう、だとか。
ルールに従ったほうが確率的に間違いが少ない、ということが腹落ちするまで、かなりの時間をお金を費やしました。
3 損切りを徹底する
損切りとは、エントリーした価格よりも下落(空売りなら上昇)したときに、ポジションを決済することです。
損切りを徹底することで、損失というリスクを最小限に抑えることができます。
損切りをためらうと、損失が膨らんで、たくさんの塩漬け株が生まれます。
人によっては、それで再起不能になることもあるようです。
再起不能とはいかないまでも、相場の世界に嫌気がさして退場してしまいます。
損切りラインをどこに設定するかは、投資手法やリスク許容度などによって異なりますが、相場を楽しむためにも、損切りは徹底するに限ります。
4 メンタルを鍛える
トレードの行うにあたって、感情をコントロールすることの重要性は、どんなに言葉を尽くしても語り尽くせません。
利益が出ると、もっともっとという欲がでると思いきや、ガツンと下がるかもしれないという恐怖心が出てきて、すぐに利益を確定したくなる。
損失が出ると、恐怖心が芽生えるのと同じかそれ以上に、きっと一時的なものだからしばらく持っていればもとに戻る、という現実逃避に陥る。
こういった感情に左右されると、冷静な判断ができなくなり、トレード成績が悪化していきます。
それを防ぐためにも、メンタルコントロールを学んで、感情をコントロールする必要があります。
5 資金管理をする
リスクをコントロールする上で、最も重要なのが資金管理です。
リスクを取りすぎて破産することは、最も避けなければいけません。
しかし、リスクを恐れすぎて、リスクをとらなさすぎるのも同じくらい問題です。
適切なリスクをとるからこそ、満足の行く結果を得る可能性が高くなります。
資金管理のポイントは主に3つ
- 投資資金の把握
- 1日に取れるリスク(投資資金の5~10%が目安)を計算する
- そのリスクに見合った銘柄(1日の値動きの幅を参考に)の選択
6 トレード日誌を付ける
自分のトレードの記録を分析することで、自分のトレードの傾向を掴むことができます。
その中から、次回の改善が見えてきます。
それ以上に大きいのが、自分の決めたルールにちゃんと従っているかが、一目瞭然になることです。
トレード日誌をつけることが、自分の戒めになります。
まとめ
トレード成績を安定させるキーワードは、「再現性」です。
相場の流れがはっきりしているときは、誰でも容易に勝つことができますが、相場が難しい局面になったときに、その人の地力がでてきます。
安定化の6つのポイントを実行して、勝ち続けるトレーダーになりましょう!
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