こんにちは。
ぴんころ研究所のかずきです。
皆さんはメインバンクにどこの銀行を使っていますか。
三菱UFJ銀行などの都市銀行ですか。
それとも山梨中央銀行などの地方銀行ですか。
あるいは信用組合や信用金庫、
など使っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
もし使う銀行によって、
年間で5000円近く損をしている、
としたらどう思いますか？
意外と多くの方が、
そんな罠にはまっているかもしれません。
銀行は金庫ではない
銀行はれっきとした営利企業です。
安全な金庫ではありません。
私達が預けたお金を、
住宅ローンや事業資金など、
貸し出しに回して利ざやを得ます。
昨今は銀行の本業である、
資金の貸し出しニーズがそもそも減っており、
投資信託を販売したり、
保険を販売したり、
収益の多角化に走っています。
このように、
銀行の収益の柱は、
資金の貸し出しから、
- 住宅ローン
- 金融商品の販売
- 引き出し・振込手数料等
にシフトしています。
そういう事情もあって、
手数料の高額化が進んでいます。
ATMの時間外手数料は550万円の預金に相当
お金を銀行に預ける時には手数料はかかりませんが、
営業時間外やコンビニの ATM などから、
お金を引き出す時に引き出し手数料がかかります。
それ以外にも、他行への振込、
ひどいところは、同じ銀行の違う支店に、
お金を振り込む時にさえ、
手数料がかかる銀行があるようです。
それに比べて、
ネット銀行では月に一定回数までは、
引き落としや振込などの手数料がかかりません。
私が使っている住信SBIネット銀行では、
月5回まで引落・振込手数料等が無料なので、
今のところ、1度も手数料を支払っていません。
この差は非常に大きいです。
銀行を選ぶ視点
おそらく最初に作った銀行口座だったり、
新入社員で入った会社の給与振込先で指定された、
銀行口座をそのまま使っている、
という人が多いのではないでしょうか。
この数十年のテクノロジーの発達によって、
手数料は劇的に下がっています。
ただしこれはネット銀行における話です。
いまだに多くの人員を抱える、
都市銀行や地方銀行はその範疇ではありません。
手数料が安いことはわかっているけれど、
銀行を変える手続きが面倒くさくて、
という人が多いと思います。
でもそんな人にこそ聞いてほしいこと。
それは、
本来払わなくてもよい手数料を払っている、
ということです。
電気やガス代などの支払いにはシビアなのに、
銀行の手数料に無頓着としたら、
何をか言わんやですね。
私の体験談
私は2004年に山梨県に引っ越してきて以来、
銀行の手数料は一切払っていません。
当時外資系のタバコ会社に転職したのですが、
その際に給与の振込先を、
りそな銀行から新生銀行に変更しました。
回数まではっきり覚えていませんが、
その当時はたしか月に5回以上？
の引落・振込手数料が無料でした。
おかげで 、
コンビニ ATM やネットショッピングの利用で、
手数料がすべて無料になりました。
当然 ATM に並ぶこともありませんし、
そもそも銀行に行くことすらなくなりました。
そこからの18年を考えると、
手数料はおよそ8万円ほど、
銀行に行く時間や ATM 並ぶ時間を考えれば、
かなりのお金と時間が節約できています。
まとめ
面倒だからという理由で、
既存の銀行を使い続けることで、
知らず知らずのうちに、
無駄なお金を払い続けています。
ネット銀行を使っている人が、
より手数料の安い銀行を見つけて、
口座を移すという行為は、
そんなに効果があるとは思えませんが、
ネット銀行を使っていない人にとっては、
その効果は絶大です。
しかも、一度変更するだけで、
年間に数千円の効果が、
ずっと続きます。
要は行動するか行動しないか、
この差だけです。
買い物をする際に、
より安いものをと選ぶのなら、
銀行を変えるという選択をした方が、
コスパが良いとは思いますよ。
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