宝くじの存在意義 宝くじは愚か者に課せられた税金なのか

お金

サマージャンボ宝くじで夢を買います!

ありがとうございます。

ぴんころ研究所のかずきです。

 

皆さんは宝くじを買いますか?

年末ジャンボ、サマージャンボなど、

年に5回あるジャンボ宝くじ。

それ以外にも、

ロト6やナンバーズ、スクラッチなど、

一年中なんらかの宝くじが発売されています。

 

宝くじというと、

どうしても高額の当せん金ばかりに目が向きがちですが、

宝くじの存在意義というものを考えると、

全く違った景色が見えてきます。

 

宝くじで買うのは、夢ではなく、実は現実です。

宝くじを買うことは社会貢献活動?

還元率は公営ギャンブルの中で最低

払った金額に対していくら回収できるのか、

という還元率の観点から見ると、

宝くじほど割に合わないものはありません。

宝くじの還元率は46%なので、

例えば、300円のジャンボ宝くじを買った場合、

当せん金の期待値は140円です。

もちろん、購入者の中の数人は、

1,000万円以上の高額の当せん金を手にしますが、

購入者全員で均してみれば、

買った瞬間に損が確定する商品です。

そういうことから、

宝くじは愚か者に課せられた税金

と呼ばれることもあります。

たしかに還元率や期待値という側面から見ると、

そういう面は否めないと思います。

では、宝くじを買う人は本当に愚か者なのでしょうか。

宝くじの歴史・存在意義

古代ギリシャ・ローマの時代から、

民主的意思決定の手段として、

くじの仕組みは使われていました。

現在のような宝くじの販売が始まったのは、

15世紀のオランダと言われています。

日本では、1600年代なかばに始まった、

箕面山瀧安寺の富くじが起源とされています。

その目的は寺院の改修費用の調達です。

その後、宝くじ(富くじ)の販売元が、

民間から国、そして地方自治体と変わりましたが、

宝くじの収益金は復興支援だったり、

公益の事業に使われています。

 

これまでの私は、どちらかというと、

宝くじの負の側面ばかり見てました。

還元率の低いボッタクリ商品であることとか、

高額の当せん金を手にして、

その後の人生を棒に振った人の話とか。

でも、宝くじには別の側面もあります。

宝くじの社会的意義

1 私達が払ったお金の約半分が地元の自治体の公共事業に使われる。

例えば宝くじの売上が100億円だった場合、

そのうちの46%、46億円は当せん金として、

当選者に支払われます。

そこから宝くじ販売にかかる経費を引いた、

約40%(40億円)が発売元の自治体の収益になり、

  • 少子高齢化対策
  • 防災対策
  • 公園整備
  • 教育・社会福祉施設の建設

などの公益事業に使われます。

それだけではなく、

東京2020大会などのオリンピック、

世界的な美術館・博物館の改修にも、

宝くじの収益金が使われています。

いわゆる善意の税金です。

2 社会貢献ができるうえに、高額当せん金を手にする可能性がある。

宝くじを発売した場所の自治体の収益となるので、

当たりが出ると評判であっても、

お隣の県で買ったりすると、

地元の公益事業には使われないので注意。

 

高額当せん金は出る確率は低いとはいえ、

ゼロではないので、必ず誰かは当選します。

例)ジャンボ宝くじにおいて、
1等の5億円の出る確率は、1000万分の1

3 宝くじを買う ≒ 寄付と考える

世界の他の国々に比べて、

日本人は寄付をすることが、

非常に少ないと言われています。

私自身を振り返っても、

大きな災害の時以外は、

寄付することがありません。

日本よりも貧しい生活をしている国々でも、

年間の寄付金額は日本人の平均より多いそうです。

ということで、

宝くじを買うときに、

地元に寄付すると考えるのはどうでしょうか。

寄付したお金が地元の公益事業に使われるのなら、

お金の使い方としては美しいですよね。

寄付をするというと、

どうしても面映ゆい感じがしますが、

宝くじを買うのなら抵抗なくできそうです。

まとめ

このように、

宝くじを買うということは、

立派な社会貢献活動の一つです。

 

人間だから欲はありますし、

宝くじを買って夢を見るのは当然です。

でも、ちょっと見方を変えてみると、

今まで見えなかった、

宝くじの存在意義が見えてきました。

 

社会貢献という視点で宝くじを買ってみる。

年間数千円から数万円の寄附行為です。

もしかしたらとんでもないおまけがついてくるかも。

 

サマージャンボ宝くじ絶賛発売中です(笑)

 

 

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