自室になんちゃってホームシアターを作りました。
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ぴんころ研究所のかずきです。
「華麗なるギャツビー」
切ない恋愛物語ですが、
純粋に人を思う気持ちと、
遠大な空想を実行する行動力に、
感心させられる映画です。
あらすじ
ニック・キャラウェイが精神科の療養所で、
医師にギャツビーのことを語るところから物語は始まる。
1922年の夏にニックは、ニューヨークに引っ越す。
引っ越した場所の隣にはお城のような豪邸が。
そこでは毎夜派手なパーティーが開催されている。
ある日ニックはパーティーの招待状を受け取り、
そこでギャツビーと出会う。
ギャツビーがなぜパーティーを開催しているのかを知り、
その目的を叶えるために協力していく。
主な登場人物
ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)
物語の主人公。
ウエストエッグの豪邸に住み、
夜な夜など派手なパーティーを催している。
そのパーティーの目的は、
一般の人々が考えられないような純粋なものだった。
過去を取り戻すために、
壮大な計画を実行する。
ニック・キャラウェイ(トビー・マグワイア)
ギャツビーの豪邸の隣に引っ越してくる。
デイジーの従兄弟。
ある日、ギャツビーからパーティーの招待状を受け取る。
デイジーを取り戻したいギャツビーの手伝いをするが、
その動機の純粋さに心を打たれつつも、
現在ではなく過去に生きようとしてる姿に、
戸惑いを感じている。
デイジー・ブキャナン(キャリー・マリガン)
ニックの従兄弟で、トムの妻。
将校時代のギャツビーと出会い、
結婚を約束していたが、
ギャツビーの消息がはっきりしない中で、
大富豪のトムと結婚する。
ギャツビーと再開後は、
逢瀬を重ねるが…
トム・ブキャナン(ジョエル・エドガートン)
デイジーの夫。
自動車修理工のジョージの妻、
マートルは愛人。
ギャツビーの出自を調べ上げ、
プラザホテルで問いただしたところから、
悲劇が始まる。
感想
切ない。
不倫の話なので、倫理的にどうかは別として、
ギャツビーの純粋すぎる愛に、
心を奪われる。
映画の中でも描かれているように、
1920年代後半のアメリカは、
好景気を謳歌していて、
人々のモラルも低下している時代。
そのような時代のなかで、
ひたすら自分の愛を貫く姿勢は、
異彩を放っている。
ニックがギャツビーと会った最後の日の別れ際、
「奴らは最低だ。君一人のほうがずっと価値がある」
といったシーンが心に染みる。
ギャングでありながら、
ギャツビーの心は純粋そのもの。
それに引き換え、
一般に名士と思われている人々のほうが、
狡猾であったりする。
総合評価は5段階で3点
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