社会活性化トレーダー、ぴんころ研究所のかずきです。
株式やFXなどで、自分が買うと下がり、自分が売ると上がる、なんてことはよくありますよね。
買った翌日に下がると、このまま永久に下がり続けるのではないかと恐怖に取り憑かれます。
しかし、数日間連続上げ続けたり、下げ続けることはあっても、1年間ずっと上げ続けたり、下げ続けることは決してありません。
相場は大きな波、トレンドを形成します。
負けが続いていた私のトレード成績が安定しだしたのは、このトレンドの3つの局面を理解してからです。
3つの局面とは
相場は毎日連続で、永遠に上がり続けることはありません。
その逆にずっと下がり続けることもありません。
数日おきに上げ下げを繰り返しながら、大きな流れとして
1 上昇している局面
2 下降している局面
3 横ばいの局面
この3つの局面を形成します。
上昇局面、下降局面は理解しやすいと思いますが、問題は横ばいの局面です。
なにが問題かというと、横ばいの期間は、上昇や下降の局面よりも長いことが多いからです。
あくまで一つの目安ですが、全体を10とすると、
- 上昇 3
- 下降 2
- 横ばい 5
もちろん、銘柄や時期にもよりますが、一定の値幅で動く横ばいの期間は上昇や下降の期間よりも長くなります。
なぜ3つの局面を理解する必要があるのか
トレードをする目的はただひとつ、お金を儲けることです。
お金を失うためにトレードを始める人はいないと思います。
そこで考えなければいけないのは、どこで相場にエントリーするのかのタイミングです。
上昇局面であれば、買いでエントリーすることで利益を得ることができます。
下降局面であれば、売りでエントリーすることで利益を得ることができます。
一定の値幅で動く横ばい局面では、値幅の下限で買って、上限で売ることで利益を得ることができます。
ただし、横ばい局面で利益を出すのは、プロでも難しいといわれています。
私も何度か挑戦しましたが、ただお金を失っただけで終わりました(泣)。
買いでエントリーする人は、上昇局面でのみ利益を得ることができます。
信用取引で買いも売りもする人は、上昇でも下降でもトレンドがあれば利益を得る機会があります。
しかし、横ばい局面では、ほとんどすべての人は利益を出すことが難しくなります。
以上のことを考慮すると、自分のポジションの取り方によって、利益を出すことのできる期間が限られることがわかってくると思います。
いつでも利益を出せる手法はありません。
どういう局面なら利益を出せるのかを理解すると、無駄なトレードが着実に減ってきます。
まとめ
投資を初めて間もないころ、下がり続ける株価を横目に見ながら、これはと思った会社の株を握りしめていました。
気づいたら塩漬け株のオンパレードで、にっちもさっちも行かなくなっていました。
下降局面、横ばい局面でも構わず、買いでエントリーしたことが原因です。
3つの局面があることをしっかり理解すると、無駄なトレードが減って、成績が安定しますよ。
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