社会活性化トレーダー、ぴんころ研究所のかずきです。
投資をしているつもりで、実はギャンブルをしている?
投資とギャンブルは、どちらもお金を使って利益を得るという意味については同じです。
ただし、両者には大きな違いがあります。
ギャンブルは100%運に左右されます。
その一方で、投資は未来の自分が利益を受け取るために、現在持っている資本(お金・時間)を長期的に投下していくものです。
投資とギャンブルの違いを理解して、着実な資産形成をしましょう。
投資とギャンブルの違い
未来の自分が利益を得るために、現在持っている資本と時間を振り向けるのが投資です。
運を天に任せて、えいやっ!でおこなうのがギャンブルといえます。
もう少し詳しく見ると、次の3点が大きく異なります。
1 目的の違い
目的によって、投資の対象や方法が変わってきます。
投資
- 自分の未来(年金や老後資金など)のため
→なんのために投資するのかがはっきりしている
ギャンブル
- なんとなく大きな利益がほしいだけ
→ただ儲かればよいと思っている
2 回収までの期間
投資のリスクに関わる重要なポイントです。
投資
- 10年~20年超の長期
→10年を超えるくらいから、複利効果で資産が指数関数的に増える
ギャンブル
- ~5年くらいの短期、回収までは短ければ短いほどよいと考えている
→100%運任せでリスクは極めて高い(大きく儲かることもある)
3 投資の集中度合い
投資
- 時間や銘柄・資産を分散する
→分散することで長期的にリスクが低減する(過去の統計上、積立投資で15年を超えるとリスクはほぼゼロに)
ギャンブル
- 少数の資産に資金を集中、時間を分散せずに一括で購入する
→リスクコントロールが極めて難しく、ほぼ運任せ
まとめ
お金を使って利益を得るという点において、投資とギャンブルは似ています。
投資は、未来の自分が利益を受け取るために、現在持っている資本を長期目線で投下するものなのに対し、ギャンブルは自分ではコントロールできない運を重視したゲームです。
長期的な資産形成に適しているのは、いうまでもなくギャンブル、ではなく投資です。
目的、回収までの期間、投資の集中度合という3点を今一度チェックして、着実な資産を形成できる投資をしましょう!
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