社会活性化トレーダー、ぴんころ研究所のかずきです。
いくら食べても太れない。
自分の貧素な身体をみると愕然とする。
ダイエットしている人からは怒りの声があがりそうですが、世の中にはこんな悩みを抱えた人は、実は大勢います。
私も年々減り続ける体重にずっと悩んでいました。
身長が170cm以上あるのに、体重は50キロ台前半。
そんな長年の悩みが今年に入ってやっと解決できました。
その方法はズバリ、高タンパクな食事です。
3大栄養素の中で特に重要なタンパク質
身体を動かすエネルギーとして重要なのが、炭水化物・タンパク質・脂質の3大栄養素。
- 脳や身体のエネルギーとなる炭水化物
- 骨や筋肉、臓器を作るタンパク質
- 神経組織、細胞膜、ホルモンをつくる脂質
体質改善を考える上で重要な栄養素はタンパク質です。
タンパク質によって、骨や筋肉、皮膚、髪など身体のあらゆる組織が構成されています。
それだけではなく、タンパク質には筋肉の合成や修復、免疫力の向上、疲労回復などの働きもあります。
だからこそ、いくら食べても太れない人は、タンパク質を積極的に取る必要があります。
タンパク質をとることによって、筋肉量を増やし、基礎代謝を向上させることができるからです。
基礎代謝が向上すると、消費カロリーが増えるため、体重増加に繋がります。
その時に重要なのが、「食事誘発性熱産生」です。
食事誘発性熱産生とは
食事を摂ると体内に吸収された栄養素が分解されます。
その一部がエネルギーとして消費されることによって、安静にしていても代謝量が増えます。
この代謝の増加のことを食事誘発性熱産生といいます。
~厚生労働省・eヘルスネットより~
食事誘発性熱産生でどれくらいのエネルギーを消費するかは栄養素の種類によって異なります。
- タンパク質のみ摂取した場合は、摂取エネルギーの約30%
- 糖質のみ摂取した場合は、摂取エネルギーの約6%
- 脂質のみ摂取した場合は、摂取エネルギーの約4%
食事はこれらの栄養素が混じり合っているので、単体で摂った場合に比べて下がります。
しかし、タンパク質は他の栄養素の4~5倍も吸収率が違います。
タンパク質を摂ることで、食事が骨や筋肉の基となる栄養に変わります。
裏を返せば、いくらたくさん食べても、その中に含まれるタンパク質が少なければ、体質は一向に改善されません。
まとめ
タンパク質は、いくら食べても太れないという悩みを抱える人だけでなく、体質を改善したい人にとっては、重要な栄養素です。
タンパク質を積極的に摂取することで、筋肉量を増やし、基礎代謝を向上させることができます。
タンパク質は、肉、魚、卵、大豆、乳製品に多く含まれていますので、太れないという悩みを抱えている方は、これらの食材を普段の食事の中に積極的に取れ入れてみてはいかがでしょうか。
コメント