森林セラピーガイド、ぴんころ研究所のかずきです。
日中、頭がぼーっとする。
寝付きが悪い。
いつも身体が重い、などなど気分が優れないことはありますよね。
そんなあなたに最適のリフレッシュ方法があります。
それは森林セラピーを受けること。
今回は森林セラピーの魅力を、端的に解説します。
森林セラピーとは
森林セラピーとは、森の中で自然に触れ合うことで、心身をリフレッシュさせる療法です。
森に入ると気持ちがいいと感じるのは、木々が放つフィトンチッドによる森の浄化作用のためです。
それに加えて、森の緑や木々の香り、鳥のさえずりなど、森の自然は私達の心と身体を癒やしてくれます。
また、森林セラピーには、血圧や脈拍の低下、ストレスの軽減、免疫力アップなどの効果があります。
さらに、近年の研究で認知症やうつ病などの予防にも効果があることがわかってきています。
森林セラピーの効果を高める方法
五感で感じる
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚の五感で森を味わうとよいです。
森林セラピーの際には、ゆっくりと歩き、森の景色や音、香りなどを楽しみましょう。
また、深呼吸をしたり、木に触れたりすることで、リラックス効果をより高めることができます。
視覚
- 森の中のたくさんの色に目を向ける
- 風で揺れる木の葉をぼーっと眺める
- 森の中の飛び回る鳥を眺める
聴覚
- 鳥の声に意識をむける
- 風の音、木々の擦れる音などを聴く
嗅覚
- 花や葉っぱの匂いを嗅ぐ
- 風によって運ばれてくる匂いを感じる
触覚
- 木に触れて表面温度の違いを感じる
- 大木をハグする
- ゆっくり歩いて足裏の感覚を意識する
味覚
- オニグルミや野いちごなど食べてみる
- セラピー弁当で旬のものをいただく
以上は、あくまで一例ですが、普段の生活で鈍っている感覚を呼び覚ますための行動をしましょう。
安息をする
何も考えず、ただぼーっとする。
森の中で大の字になって空を見上げる。
これを10分ほどやると、身体がびっくりするほどリラックスします。
人によっては、すぐに寝てしまうかもしれません。
直にやるのは難しいかもしれませんが、レジャーシートなどを敷くと手軽にできます。
デジタルデトックス
森林セラピー中は、スマホをなるべく見ないようにカバンにしまいましょう。
森の中で自然を感じることで、疲労が軽減し心身が癒やされます。
たくさんの電波を出すスマホは、せっかくの効果を台無しにしてしまいます。
まとめ
森林セラピーは、日々の疲れやストレスを解消し、心身をリフレッシュさせるのに効果的なアクティビティです。
森の自然に触れ、五感を研ぎ澄ませることで、わたしたちは心と身体を癒すことができます。
人生を生ききる、健康で充実した生活を送るためにも、森林セラピーを生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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