社会活性化トレーダー、ぴんころ研究所のかずきです。
リスクを取るのが怖い。
そういった理由で投資をためらう人が大勢います。
たしかに、投資をしたからといって確実にお金が増える保証はありません。
その一方で、適度なリスクをとって着実に資産を築く人がいるのも事実です。
リスクをとるか、とらないか。
その先を考えてみませんか。
スタート時点から動かないのは果たして安全なのか
ロールプレイングゲームにおいて、スタート地点から一歩も動かない主人公。
一歩も動かないので、ゲームは全く進みません。
ですが、敵にやられることもないので安全です。
まさしくノーリスクです。
ノーリスクですが、一向にレベルアップしません。
これではゲームの意味がないので、プレイヤーはフィールドを動き回り、様々な敵と遭遇するなかで、時には命を危険に晒しながらレベルアップしていきます。
そうやってレベルアップを重ねることで、主人公の行動範囲が広がり、ゲームの世界を深く楽しむことができます。
スタート地点から動かない。
リスクを全くとらないということは、安全なようでいて実は自分自身を退化させる、最もリスキーな行動です。
投資も人生もゲームである
これはゲームだけの話ではありません。
投資や人生においても全く一緒です。
リスクをとって行動することで、人生は前に進みます。
ただし、リスクをとって行動した結果、常にうまくいくわけではありません。
時には、思いもよらない結果を招くことだってあります。
仮に、思うような結果を得られなかったとしても、そこで終わるわけではありません。
失敗の原因を真摯に受け止めて、再度チャレンジすればいいだけです。
リスクを取って行動した結果、自分が想定した以上の成功を得られることだってあります。
悪い結果をもたらすだけでなく、想定した以上の良い結果をもたらすこともリスクです。
問題は、適度なリスクをとることです。
1回の失敗で立ち上がれなくなるようなリスクを取ることは、リスクのとりすぎです。
先程のゲームの話に戻すと、主人公がLevel1でLevel30の敵に挑むのは無謀ですよね。
強い敵に挑む気概は大いに買いますが、結果は火を見るよりも明らかです。
でも、巷に溢れている投資の失敗話や投資詐欺の話などをみると、自分のLevelを勘違いして玉砕している人が大勢いるように感じます。
世間では、一世一代のリスクをとって奇跡的にうまくいった人を、神のように崇める傾向があります。
その裏で、過度なリスクをとった9割以上の人が再起不能になるほどのダメージを負っています。
リスクをとらない人は、そういった過度なリスクをとって失敗している人をみて、リスクを取ることに過剰な拒否反応を示します。
ですがそれは、リスクをとるということを履き違えている人たちの行動の結果です。
リターンは複利で増えていく
人類最大の発明は複利である。
とは物理学者アインシュタインの言葉です。
投資信託をコツコツ買っていく積立投資を10年以上続けていけば、その複利効果を実感できます。
過度にリスクをとらなくても、少しのリスクをとる行動を長期で続けていくだけです。
積立投資はお金の知識がLevel1しかなくても、Level1しかないからこそできる手法です。
その小さなリスクを取る行動が、人生の選択肢を増やすことに繋がります。
まとめ
世の中の問題の9割はお金で解決できるといわれています。
適度にリスクをとって、労働以外の不労所得を得ることは、あらゆる悩みの解決策の一つです。
過度なリスクをとって自滅することは避けなければなりませんが、リスクをとらないこともそれと同じくらい危険な行動です。
自分にとって、適度なリスクをとって人生の選択肢を増やしていきましょう。
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