2つの作業をすれば相続は楽になる 

相続

社会活性化トレーダー、ぴんころ研究所のかずきです。

 

大相続時代が到来。

ここ数年このような内容の記事をよく見かけます。

私の周りでも、そういった話をちらほら聞くようになりました。

親はいつか亡くなりますから、自分も無関係ではいられません。

 

では親が亡くなった時、いったい何をすれば良いのか。

相続の手続きはどんなものなのか。

いざ相続が始まったときに慌てることがないように、最低限何をしたら良いのかまとめてみました。

やるべきことは2つだけ

まずやるべきことは、

  1. 相続人が誰なのか
  2. 相続する財産はどのくらいあるのか

この2つを明確にすることです。

この2つさえはっきりさせてしまえば相続問題の8割は片付いたも同然です。

相続人は誰なのか

まずは相続人の確定です。

どこに、何人いるのかをはっきりさせます。

両親の再婚など特殊な事情があることもあるので、自分が知らない相続人がいる可能性があります。

そのため戸籍謄本を集める必要があり、人によっては一番労力のかかる段階かもしれません。

これが第一ステップです

相続財産を確定する

次に相続する財産のリスト化です。

相続する財産は主に、現預金や株式などの有価証券、土地などの不動産があります。

その他に宝飾品や骨董品、著作権などの権利も対象です。

相続する財産をリスト化して明確にする。

これが第2ステップです。

ここで気をつけなければいけないのは、相続財産にはプラスの資産だけではなく、マイナスの資産もあるということです。

あまりにもマイナスの資産が多いのであれば、相続を放棄するという選択肢もあるかもしれません。

 

この後は相続人の間で、遺産分割協議をします。

相続税がかかるようであれば、協議の結果をもとに相続税を支払う流れです。

まとめ

以上、相続が始まったら何をしたら良いのかということをお話しました。

相続する権利のある人が何人いるのか。

相続できる財産は何があるのか。

まずはこの2つの作業が大事になります。

相続手続きと聞くと、なにやら大変そうなイメージがありますが作業として単純です。

ただし、親が亡くなった後、葬儀なども行う中でこれらのことをするのは容易ではないと思います。

この2つの作業をおろそかにすると、その後の遺産分割協議が大変になります。

「相続」が「争族」になりかねません。

だからこそ親が亡くなる前に、少しずつでも事前にこれらのことをやっておく。

これがのちのちの面倒を避けることにつながります。

皆さんもこの機会に相続対策を考えてみてはいかがでしょうか?

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