確定申告をサクッと終わらせる方法

お金

こんにちは。

社会活性化トレーダー、ぴんころ研究所のかずきです。

 

会社員をやめてフリーになったとき、直面するのが確定申告の壁。

私のように会社員しか経験したことのない人にとって試練の期間です。

できればやりたくないけれど、納税は国民の義務です。

事業をしている以上、逃れることはできません。

そうはいっても、確定申告という本業とは言えない作業で1日が潰れてしまうことは避けたい。

サクッと終わらせる方法はないのでしょうか。

 

今の時代からこそできる画期的な方法があります。

しかも、誰でも知識ゼロでもできます。

このやり方ならば、申告書の作成から実際の申請までおよそ1時間で終わります。

会計ソフトを使う

解決法は確定申告用のアプリを使うこと。

マネーフォワードクラウド、弥生会計、Freeなど様々なソフトがあります。

その中でも、私も使っているマネーフォワードクラウド会計がおすすめです。

画面の指示に従って入力するだけでいいので、会計の難しい知識はいりません。

とにかく楽です。

 

マネーフォワードクラウドを使っての確定申告の流れは以下のとおりです。

  1. 初期設定
    • 申告方法や提出方法など、確定申告に必要な情報設定を行います。
  2. 経費や収入を登録する
    • 仕分け機能を利用して、申告する年度の経費や収入を登録します。
  3. 確定申告書作成
    • 登録した仕訳データから納税額や還付金額の算出ができます。申告に必要な情報を入力して提出用の書類を完成させます。
  4. 確認・提出
    • 申告用の書類を確認できます。問題なければ提出します。

 

このなかで、2の仕分け作業が肝です。

ここをどうするかで所要時間に大きな差が生まれます。

最も効率が良いのが、自動仕分け機能を最大限に活かすこと。

銀行口座とクレジットカードのデータを連携させることで、自動的にデータが取り込まれるので仕分けがとても楽になります。

しかも、仕分けの内容を学習してくれるので、登録を繰り返すたびに修正の手間が減っていきます。

仕訳帳がほぼ自動でできるのは快感です。

一度この快感を味わうと、手入力するのが馬鹿らしくなります。

 

この自動仕分けを最大限に活かす鍵は、キャッシュレス決済です。

支払いをクレジットカード払いにすることで、金額や支払先などの情報が自動的に取り込まれます。

支払いに現金を使ってしまっては、その情報は自分で入力しなければならず、自動仕分けの機能を活かせません。

昨年、電子帳簿保存法が改正されて、クレジットカードの利用明細を領収証として利用できるようになりました。

これにより、支払いごとに領収証をわざわざ取っておく必要はなくなって大幅に負担も減っています。

その恩恵を受けられるのも、クレジットカード払いだからこそです。

それに加えて、家計簿アプリのマネーフォワードMEを使っていれば、そちらとのデータ連携もできるので、確定申告書の作成がよりいっそう楽になります。

 

書類作成が終わったら、あとは提出です。

マネーフォワードクラウドで作った書類を、スマホアプリで提出(電子申告)します。

ここまでの所要時間は約30分から1時間です。

 

ただし注意したいのが、初めてスマホで確定申告を行うとき。

初回はそれなりの準備が必要になります。

具体的には、

  • マイナンバーカードの取得
  • 電子申告を行うための、利用者識別番号の取得・連携
  • 申告時に、マイナンバーカード方式を利用するための準備

などが必要になります。

利用者識別番号の取得とマイナポータルへの連携などの作業は、とても時間がかかり、何回が挫折しました。

しかし、1回だけすれば良い作業なので、連携さえできれば翌年以降の作業はとても楽になります。

仕組み化することのメリット

とにかく作業が楽になるので、確定申告前の精神的なプレッシャーが大幅に減ります。

これは体験してみなければわからない、相当のメリットです。

クレジットカード払いをメインにして、現金決済を極力減らすことで、仕分けまでは半自動でできます。

あとは証憑を添付したり、数字のおかしいところを直すぐらいです。

「えっ!確定申告ってこんなに楽でいいの?」というくらい、拍子抜けしてしまいます。

 

銀行口座、クレジットカードなどのデータ連携をしていれば、数字の入力ミスも生じません。

数件分の入力をしたあとで、貸方と借方の数字が合わない、なんてこともありません。

このような人為的ミスを防げるのもメリットの一つです。

 

また、今後義務化される電子帳簿保存法にも対応できます。

クレジットカード払いをメインにすれば、PDFの利用明細を添付するだけで要件を満たすことができます。

もし仮に現金で支払ったとしても、領収証をスキャナーで保存すれば、かさばる領収証も保管の必要すらありません。

 

仕組み化することで、作業効率も大幅に短縮できる上に、保管する書類も減らすことができるのです。

まとめ

コロナ禍で在宅で働く人や、副業をする人が増えたからなのか、ここ数年確定申告が随分とやりやすくなりました。

数年前までは、非常に時間がかかった確定申告書の作成・提出も、今ならほんの数時間でできます。

しかしながら、まだまだ昔からのやり方で、時間をかけて確定申告する方が多いようです。

確定申告を行うための制度も、ツールも揃ってきているのに、それらを活用しないのは非常にもったいないことです。

今風にいうと、タイパが悪いです。

まだ仕組み化されてない方は是非この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

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