毎日積立を始めて1年後の結果公開

積立投資

世の中を元気にする投資家、ぴんころ研究所のかずきです。

 

資産形成の王道、つみたて投資。

投資初心者でも、無理なく、少額から資産を築くことができます。

ただし、やっててよかったと思えるのは、長い時間が経ってから。

昨年検証した結果、15年ほど継続するとその効果を実感できるようです。

複利効果を実感できるのは何年後?

とはいえ、自分の大事なお金ですので、定期的な現状把握は大事です。

 

ということで、2019年12月末に始めた投信の1年後の結果です。

1年間の検証結果

検証に使ったのは、昨年12月29日に積立を開始した、eMAXIS NASDAQ100インデックス。

 

  • 毎日積立(毎営業日買付)
  • 毎月積立(毎月末買付)
  • 一括購入(12月29日の1回だけ買付)

の3パターンでシミュレーションしました。

3つの積立シミュレーション結果

期間:2021年12月29日~2022年12月28日の1年間

毎日積立毎月積立一括投資
買付金額(円)1,000 or 2,00030,000360,000
買付回数(回)240121
合計金額(円)422,000360,000360,000
保有数量(口)345,586289,100257,400
評価金額(円)368,952310,320276,293
評価金額騰落率-12.57%-13.80%-23.25%

2022年は年間を通して下げた年です。

その下げトレンドは未だに続いており、当分の間プラス圏に浮上することはなさそうです。

 

保有投信の評価金額の比較

1番下の評価金額の騰落率を見ると、

  • 毎日積立 -12.57%
  • 毎月積立 -13.80%
  • 一括投資 -23.25%

いずれもマイナスとなっていますが、注目したいのが、積立投資と一括投資のマイナスの幅。

毎日積立・毎月積立ももちろん下がっていますが、一括投資の場合は約2倍の下落になっています。

 

毎月ではなく毎日積立を行う理由

値段は様々な要因で動きます。

どれだけ情報を集めても、1年後、3年後の値段がどうなっているかはわかりません。

そればかりか、明日上がるかどうかさえ、正確に予測することは不可能です。

そのような不確実な投資の世界だからこそ、一括投資ではなくつみたて投資が推奨されています。

戦争や災害など予想もしていなかった不測の事態が頻発しているように見えますが、実はこれまでの世界経済は長期的には右肩上がりの成長を描いています。

世界経済の成長を受けることのできる投資信託に投資すれば、短期的には不測の事態で値段が上下しますが、長期的にはその恩恵を受けることができます。

だからこそ、積立投資が投資初心者を含めた多くの方にとっての最適解となっているのです。

 

投資信託の評価額は

保有している量(口数)×当日の投資信託の値段

で決まります。

値段が高いときには少ない量しか買えませんが、値段が下がれば多くの量を買うことができます。

この強みを活かせるのが毎日積立です。

といっても毎日同じ金額を買っていたのでは、毎月積立となんら変わりません。

そうではなく、トレンドが下げに転じたら通常の2倍の量を買って、トレンドが上昇に戻ったら通常の量に戻す。

これにより、資産が指数関数的に増えていく複利効果を最大化できます。

その分、定期的にチャートを確認するという手間は増えますが、その効果は想像以上に大きいです。

まとめ

前回の半年後の検証でも感じましたが、やはり一括投資と積立投資の差は大きいです。

一度下がった値段が元に戻るには、下がった以上のエネルギーが必要になります。

保有している投資信託もいずれは買ったときの値段には戻るでしょうが、そのときには積立との差がさらに広がることは火を見るより明らかです。

積立投資の最大の魅力は、下げ相場から上昇相場に変わった後のリバウンド力です。

積立投資をやっててよかったと思う瞬間です。

 

今後最低でも10年は続ける毎日積立。

目先の相場に一喜一憂せず、淡々と自分で決めたルールに従ってやっていきます。

10年後、いったいいくらになっているのか、楽しみです。

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