久しぶりに病院を受診してわかった医療資源の無駄遣い

日記

こんにちは。

ぴんころ研究所のかずきです。

 

右肩の痛みが長い間続いていて、

最近は腕を伸ばしただけでも痛い。

もしかしたら腱断裂しているかもよ、

との妻の言葉に不安になり、

普段めったに行かない病院にいってみました。

 

数年ぶりに病院にいってみて、

改めて思いました。

医療資源を無駄に使っているなぁと。

問題の処方箋

簡単な診察の後、

四十肩と判定され、

早く治すために、

注射を勧められる。

(注射は丁重にお断りする)

その後に薬の処方と、

リハビリの指示を受ける。

 

問診とリハビリの後に処方されたものがこちら。

ちなみに1週間分。

1 痛みと炎症を抑える貼り薬

用法用量:頸部・右肩へ貼付 1日1回 3枚

7枚入が4パックで、

合計28枚。

頸部と右肩であれば、

1回あたり2枚必要なので、

1日1回であれば14枚で足りる。

頸部を右と左に1枚ずつとするならば、

1回あたり3枚必要なので、

合計で21枚必要になる。

でも処方されたのは28枚。

一体どこに貼るのか。

もしかしたら、

貼るのを失敗してしまったときのために

多めに処方してくれたのだろうか。

そもそも毎日貼ったとしても、

14枚で足りるのだが。

2 痛みや炎症をやわらげる・解熱作用のある薬と胃潰瘍を改善する薬

1日3回  毎食後服用 7日分

ロキソプロフェンNa錠は

痛みや炎症をやわらげる薬。

でもこれは強い薬で、

胃を荒らす事があるので、

それを抑えるレバミピド錠も

必ず一緒に飲んでください

と薬剤師さんに言われる。

 

薬の副作用を抑えるために、

別の薬を飲む?

特定の薬を飲むと、

必然的に別の薬も飲むことになる。

こうやって薬がどんどん市場に

出回っていくんですね。

 

そもそも、問診の段階で、

常時痛むのでなく、

腕を伸ばしたときや、

ひねったときに痛くなる、

と伝えていました。

だからこんな薬を出す必要はない、

とは思いますが、

それは素人考えで、

医者はそう考えない

ということでしょうか。

感想

久しぶりに病院を受信してみて思ったのは、

処方される薬が過剰なこと、

処方されたもののうち、

相当数が使われないだろうこと。

それに加えて、

処方する方も、される方も、

あまり無駄遣いの意識がないのでは

ということです。

 

年々医療費が高騰している、

ということが話題になりますが、

こういう現状を見ると、

そりゃ高騰するよ、

と思います。

今回のケースが特殊だとは思えません。

薬を出す段階で、

もう少し説明があれば、

少なくとも錠剤の薬は断りました。

貼り薬に関しても、

分量が多すぎます。

こういった無駄が

日本中で日々でていることと思います。

 

民間の営利企業なら、

無駄な経費として、

削減対象になりそうですが、

収益基盤の異なる病院については

そうはならないのでしょうね。

 

今回は断ることが出来なかったので、

次回以降は無駄な薬はもらわないよう

心がけたい思います。

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